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毎年12月のライブはクリスマス・ソングのお世話になる。一口にクリスマス・ソングといっても手元に楽譜のあるものだけでも140曲ほどある。和製POPSやあらゆるジャンルを総合すれば300曲くらいあるのだろうか。
これらの中で長い間トップの人気を保ってきた曲は“White Christmas”であった。この曲はアービング・バーリンが1,942年に作曲した曲で、戦場の兵士から家族に向けたラブソングである。ビング・クロスビーの甘い歌声によって長い間高い人気を保ってきたのである。
今世紀に入って若干人気順位は変動の兆しを見せてきた。“White Christmas”は2位に後退し、メル・トーメが作曲した“The Christmas song”が第1位となった。以下3位は“Winter wonderland”4位“Santaclous us is coming to town”5位“Have yourself a merry little Christmas”と続く。(村尾陸男著 ジャズ詩大全より)
どの曲も私のお気に入りで今年もよく演奏した。12月初めは1年ぶり演奏するため多少戸惑いもあるがクリスマス頃にはすっかり慣れてくる。しかしそれが終われば来年の12月までお蔵入りである。クリスマスソングよ、どうもありがとう。一年後にまた会いましょう! |